①糸、丸針(2本)、ビーズワックスを準備します。糸の長さは、縫いたい長さの約4倍〜5倍の長さで切ります。始めからロウ引きされている糸は、ビーズワックスは必要ありません。革を縫う手縫いは、1本の糸に2本の丸針をつけて行います。
②糸にビーズワックスをすり込みます。AからBへ数回、BからAへ数回、糸を引いて摩擦ですり込みます。
③針穴に糸を通して、20mm位で止めます。
④Bの糸に丸針を刺します。この時、糸のよりと反対方向にねじると、よりがほどけて針先に糸を入れやすくなります。
⑤再度Bの糸を丸針に刺します。
⑥Bの糸をAに近ずけます。
⑦Aの糸を上図の位置まで引いて止めます。
⑧Bの糸を下に下げ、丸針から④・⑤を抜きます。
⑨1本目の針と糸の準備は完了です。
⑩再度①〜⑨の手順でBの糸に丸針を準備して完成です。