レザークラフトを学んでいくと、必ず仕立てにおいて、コバ漉き加工(革の断面を薄くする加工)が必要になってきます。
【手軽な価格帯で、誰でもすぐに使えて、簡単に刃を研ぐ事の出来るフレンチエッジャー】を作りたくて開発しました。

従来品のフレンチエッジャーは高額で、切れない製品が多くありました。
又、コバ漉き機となると、大変高価で場所も必要となります。
コバ漉き加工でお困りの方が、多かった様に感じました。

開発のポイント
1. 刃が切れなくなった時に、簡単に自分で研げる構造である事。
2. 刃研ぎが出来ないユーザーの為に、刃研ぎ直しを自社でも行う事。
3. 刃幅を3種類にする事。
4. 刃部分をアール形状にして、指先が乗せられる構造にする事。

①金属部分について
材質には工具鋼を使用しています。
全体に焼き入れ加工を施して、金属硬度を高めて刃物にしています。
黒コーティングで錆び止め処理としています。

②刃部分について
1刃、1刃、実際に革で試し切りを行って、刃付けをしています。
その為、抜群の切れ味です。
刃部分をアール形状にしているので、指先をのせながら作業できます。
指先で切っている様な感覚が体感して頂けます。
刃付け後、すぐに最高の切れ味の状態で、樹脂でコーティングして出荷しています。

③打刻について
FE-1/ FE-2/ FE-3(サイズ表記)と、裏にMADE IN JAPAN(岡製作所製の証)を打刻しています。
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④刃幅について
刃幅は３種類あります。
FE-1 = 6mm幅
FE-2 = 7mm幅
FE-3 = 8mm幅
刃幅が小さいほど抵抗が少ないので、切れやすいです。
又、刃幅が小さいほど、研ぎやすくなります。

⑤耐水ペーパーについて
付属の耐水ペーパー(#1200)は、切れなくなった時に使用して下さい。
必ず引く様に研いで下さい。
研ぎ方はインスタグラム動画/ webサイト画像/ 使用方法とメンテナンスのバナーをご覧下さい。
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⑥青棒について
付属の青棒は研磨材です。
切れ味が鈍ってきたと感じたら使用します。
名刺(厚紙)や革の床面に、ミシン油(1、2滴でOK)で青棒を溶かしながら刷り込んで使用します。
必ず引く様に研いで下さい。
基本的には研磨の繰り返しでお使い頂けます。
研ぎ方はインスタグラム動画/ webサイト画像/ 使用方法とメンテナンスのバナーをご覧下さい。

【刃研ぎ直しのメンテナンス】
弊社製造工具全ての刃研ぎ(刃付け直し)を行います。
うまく研ぐ事が出来ない時は、刃研ぎ直しのメンテナンス業務をご利用下さい。
（4つのこだわりに記載）